
太陽光発電システムにおける太陽光発電モジュール(PVパネル)の性能劣化や故障を検出するユニット。太陽光発電システムの早期復旧に貢献します。
小型、安価簡単取付け
ユニットの小型化により6回路担当の接続箱内にも取付けが可能なサイズとしました。
またクランプ型電流センサーを採用し簡易な取付けを可能としました。更に親機と子機の構成を共通設計するなど安価な機器を実現しました。
接続箱単位での異常検知
発電状態の情報をサーバーまで伝送しサーバー側で異常を検知するシステムとは異なり、接続箱単独で異常を検出し異常情報のみをサーバーに通報する分散方式としました。このため伝送する情報量が大幅に削減でき、更に伝送方法を無線方式にするなど、従来の情報伝送システム構成を大幅に簡素化し工事費などの低減に貢献できます。
プラチナバンドの近距離無線通知を採用
通信品質の高いプラチナバンド(920MHz)の当社製無線モジュールを搭載しました。
高圧送電を行う環境下ではノイズなどによる通信障害の可能性を考慮する必要があります。またメガソーラー発電施設などでは広大な敷地で安定した通信を確保する必要があります。当社は過去より培ってきた無線通信技術により高品質な無線情報伝送をご提供することができます。
異常検知には当社の独自アルゴリズムにより異常検出時の精度を上げ、
既設の太陽光発電システムにも簡単に取付けが可能

子機でPVパネルの異常を検出した場合は、無線通信により親機に異常を通報します。親機は子機からの異常通信を受信した場合、後段の危機にRS-485インターフェース、又は接点出力により状態を知らせます。 親機と子機(接続箱)の間では1対nの無線通信ネットワークを構築します。また親機も複数設置することが可能ですので大型メガソーラー施設の監視にも対応が可能です。 接続箱単位(ユニットの子機)に異常検知を判断する分散処理方式としたことにより、大型のメガソーラー施設における膨大な情報伝送も不要となり、更に無線伝送方式の採用により工事費の低減化など安価で簡易なシステム構築が可能となりました。